2012年07月29日

親を育てるために生まれた子どもたち

千曲市の創造館で食育の講演会がありました。

香川県の小学校で「弁当の日」を実施した元校長先生です。

講演の前に小学校6年生数名が壇上に出て
自分の作ったお弁当の写真をスクリーンに出して感想を披露しました。

煮物やおひたし、炒め物と大人顔負け!
うれしかったのは息子が通う予定の小学校の生徒だったこと。
これから通わせる小学校が「弁当の日」の活動をしていたんですicon12

子どもに薄味で食べさせる意味、素材の味が分かるように調理する意味がわかりました。

0から5歳までに味覚が発達していき、10歳までに下降していくそうですface08

5歳までに濃い味付けに慣れてしまうと、だしや素材の味がわからなくなるということ。
だから、離乳食や幼児食は薄味にするんですね。

どんなに大学で栄養学を学んでも、自分で調理をする習慣がないと作らないそうです。
私が勉強した食育インストラクター講座のテキストでも書いてありました。
テレビでもおなじみの服部先生の学校の生徒で、ちゃんと自炊している人はたったの4%という数字は驚きっ!

知識はあっても 実行できるとは限らないということですね。

それに比べて、香川県の小学校で行われた「弁当の日」の一期生は今20歳。

10年後にアンケートをとったそうです。
よく自炊する・時々自炊するをあわせて80%にものぼるそうです!
小学校で経験した達成感は10年経っても習慣になることが証明されましたね。

私は弁当の日の活動に大賛成です!

私の年代(30代)で自炊する人が半数です。男女含めて・・・。
それで親になっても子どもが料理するとは思えない。

私の両親は共働きで、母のほうが不規則の仕事。
レトルトやインスタント、菓子パンを食事として頻繁に食べていた私。
もちろん、料理はせず、冷凍食品ばかりお弁当に入れてました。

それじゃまずい!と思って 料理本を10冊近く買ったし、
料理教室にまで通ってようやくまともな食卓になっています。

私には食の勉強をして子どもに伝える義務があるものね。

講演会で1番印象に残ったのは、母親を癌で亡くしたはなちゃんのエピソード。

余命5ヶ月と宣告された母は、娘に炊飯、味噌汁、野菜の切り方、だしのとり方など
生きていくための家事やしつけを教えていきました。
そして、亡くなってからもはなちゃんは毎日母親と同じ味のお味噌汁を作っているそうです。

はなちゃんのエピソードをスクリーン映像でみました。

BGMに小田和正のwow wowやひととようのハナミズキが流れてきたので
写真2枚くらいで涙が出てきている人も・・・。

この曲は反則だよぉ・・・icon11 小田さんの声って身体に染み込む感じがする。

講演を聞けてよかった。
毎日キッチンにたっている姿を子供に見せたいと思います。

子どもの「おいしい!」を聞くために・・・。

今日 ミックスベジタブルをたっぷり入れた全粒粉ホットケーキをつくりました☆

子どもの反応は・・・もちろん!
「お~いし~い!face05

これがしあわせなんだよね♪




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この記事へのコメント
こんにちは!

先日はお話できて楽しかったです。

サークル楽しそうですね♪ ぜひ私も仲間に入れてくださーい!
akemiさんとももっとお話してみたいし。

明日で急なお誘いですが、産休前のお料理教室に一組キャンセルが出たので、もしご都合良ければいらっしゃいませんか?
上のお子さんはまだ保育園通ってなかったら、良いきっかけかな~なんて思って誘ってみました♪

明日のメニューは巻き寿司とお吸い物です。(参加費は1000円頂いてますが・・・)

もしメッセ気づき、ご都合良かったらお待ちしてますね!
Posted by ヘロ子ヘロ子 at 2012年07月30日 08:00
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