放射能に負けない身体つくり
御茶ノ水でマクロビオティックを提唱している、大森一慧先生の講演を聞きに行きました。
東京の方々は放射能の影響を肌で感じてます。
鼻血、喉の痛み、咳、そしてヘルペス。
3月、4月は特にひどかったそうです。
今でも体感がある人はいるようですね。
西日本に一時避難された人が久しぶりに関東に戻ったら
以前より身体の反応が敏感になってしまった、という例もあるそう・・・。
体感があるからこそ 原発近辺の方々の食事に対する感心が強いんですね。
420名入れるホールがほぼ満席
『玄米と味噌としょうゆ』これが日本人古来の食生活。
粗食でも、これに戻してみることが放射能から身を守る手段だそうです。
自分が生まれ育った土地のものを食べる、食べることは生きること。
食べたものが自分の身体を作っているのだから 不調があれば
それは身体からのSOS
人間の身体ってほんとに繊細で正直ってことね!
東日本大震災の際、東北の被災者の秩序の素晴らしさを海外メディアが賞賛した、って
記事をいくつか見たなぁ。
大森先生は「被災者の多くは年配の方で、おそらく地元でとれたものを食べた世代。
だから、あのような状況の中でも精神状態が安定していて、混乱せずに忍耐強く、協力的にすごせる人間性が培われたと思う」
と、分析されてました。
原発の問題は 自然から私たちへ『食の転換期』と警告しているのかもしれないですね。
あらためて 食事の大切さ、重要性を感じています。
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